NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2018年5月31日木曜日は岡山ドームスポーツ広場北側グラウンドで行いました。
ユースと中3、中1と中2に分かれて1時間練習。
おたがいポゼッション練習が中心です。
残り1時間は条件付きゲーム。
中学生は、ダイレクトプレーと2タッチでの条件で試合をしました。
この条件にすると、途端にプレーができなくなる選手がたくさんいます。
サッカーは個人スポーツではなく、チームスポーツです。
いかに協力して、相手からゴールを奪うか、相手の攻撃を止めるか、です。
そのために、頭を使わないといけません。
なので、タッチ数が制限されると、次の予測、判断、展開を先読みしなければ、うまくプレーできません。
つまり、この条件でプレーできない選手は、「サッカー脳」が成長していないということです。
世界はスーパースター以外、なかなかドリブルで突破できません。
日本代表戦をみてもしかり。
日本でもっともサッカーが上手なメンバーですら、突破にリスクをともなうので、なかなか仕掛けられません。
(それでも突破していく個の力がいるのですが・・・笑)
親善試合のアルゼンチンとハイチの試合をハイライトでみましたが、ゴールシーンはドリブル突破から生まれています。
そんな日本人を育てたいと思ってきてもなかなかそうならない日本の現実・・・
だから、協力して、攻撃に多くの人数をかけ、ショートパスを正確に通し、ワンタッチプレーでくずしていかなければ、ペナルティエリア内に侵入すらできません。(ミクロのくずし)
技術は限界がありますが、考える力は無限大です。
ダイレクトプレー、ワンタッチプレーの中で、頭の判断の早さ、アイデアを生み出す早さを鍛えることは誰でもできます。
サッカーが上手な人は、ダイレクトでも簡単にプレーします。
サッカーが上手でない人は、一度ボールを止めないと次を考えられません。
サッカーが上手かどうかは、ここを見ればすぐ分かります。
ダイレクトが条件になったとたんに、前線にロングボールを蹴って、ラグビーのように陣地回復しているようではサッカーは上達しません。笑
しっかり意識して取り組んでほしいです。
岡山県サッカー協会のトップページに、アクートユースのチーム写真が掲載されていますので、一度ご覧ください。
美作ラグビーサッカー場のメイングラウンドで行った試合の時の写真です。
雄一くんの笑顔が印象的です。笑