審判への文句が成長を止めている!

N P O法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2018年10月13日土曜日はユースと合同で練習を行いました。

・1VS1の対決、A Bグループ
・4VS3 4VS4 A B対決ゴール設定
・ゲーム

翌日に試合もあるせいか、集中して取り組んでいました。

アクートは週末はほとんど公式戦か練習試合なので、土曜の夕方に練習は珍しく、久々でした。

審判への文句を言う選手や指導者をよく見ます。
時々保護者が文句を言って、ペナルティを受けるチームもありますが・・・
ジャッジが気になる時点で、サッカーに集中していない証拠です。

ファールかどうかは審判が判断します。
それに従うのがサッカー。

ちなみに・・・
ヨーロッパの育成(高校生まで)では、審判は走らないし、ラインズマンもオフサイドラインにちゃんとついていない場合も多々・・・
それで誰も文句を言いません。
それが強豪国のサッカー文化です。
FIFAランキング55位の日本は、審判のジャッジで試合が勝ったり負けたりしても、所詮55位前後。
審判のジャッジで世界トップ10に入るならまだしも・・・
つまり審判がどうこいういうレベルではないと思います。

確かにファールによるセットプレイで得点や失点に繋がっていることが多いし、そういう傾向にあります。
ファールで得点やプレーが阻止されたなら、そのプレイの質、プレイの選択が悪いので、ファールされるのです。

攻撃でのファール=「プレイの質や選択が悪い」

ファールされる選手は、怪我が多く、選手生命が短くなります。
ファールされずに良いプレーをするには、プレーの質や選択のレベルを上げないといけません。

ドリブルでいけば、ファールの確率は上がります。
それでも止めれないドリブルの質を磨くべきです。
審判のジャッジのせいにしている以上、素晴らしいプレーヤーにはなりません。

守備も同じ。
守備は接触プレーが多くなりますが、ファールをせずに、相手を止めなければ、相手に常にFKのチャンスを与えてしまいます。
チャレンジと修正を繰り返しながら、激しく、そしてファールでないラインを見つけなければ、守備の技術は上がりません。
守備もまた審判のジャッジのせいにしていると、守備技術が上がりません。

アクートの指導者は、オフサイドの見落としに、審判に発言することはありますが、それでも受け入れます。
ファールかどうかを抗議したことはほとんどありません。
それが育成に大事だからです。

勝ち負けよりも重要な「成長」が本来の目的です。

選手が試合中に審判に文句を言い出した時点で、その試合は勝てません。プレイに集中していないからです。

相手が激しくボールを奪いに来ても、ファールされないプレーの質と選択。
ドリブルを止めれないメッシ、ボールを奪えないイニエスタ。
二人とも背が大きいわけではなく、体が大きいわけではありません。どちらもファールされないプレーを質を持っていて、状況に応じて選択しているので、怪我なく長くプロ選手生活を送れています。
それが目指すべき、選手の姿です。

ファールされる=上手ではない。
ファールしてしまう=上手ではない。

ということです。

負けた時に選手のベンチに帰ってくる時の会話を聞いていると、審判への文句が多いです。
それは、「試合に負けた」ことよりも、「成長していない人間としての負けている」ことの方が重大だということに中学生も気づいて欲しいです。

あなたのレフェリーへの文句が、サッカー少年の成長を止めている | サカイク

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