「勝つ」難しさ

アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2019年10月19日(土)は、クラブユース選手権3日目でした。

場所は福田公園サッカー場。

対戦相手は、灘崎FC。

前回の対戦では、0−2で負けています。
晴れの国リーグも一つ上のチームで、厳しい戦いになる予想でした。

ところが予想ははずれ、前半から3−0とリード。

6、7点入ってもいいほどの決定期を作り、圧倒していました。

しかし・・・前半終わりの失点から、後半は相手の流れに変わり・・・

決定期も作れず、守備に追われる時間が増えました。

相手のロングシュートが見事に決まり、3−2。

終了3分前のミドルシュートがきれいに決まり、3−3の同点。

PK戦にもつれ込み、3−4で敗戦でした。

ベストな状態で望めていたかと言うと、中3もなかなか練習に来れない中での試合であり、GKがオープンスクールで中1の選手が出なければならなかった。

「勝利」するのは、そんなに簡単にはいかない。

勝たないといけない理由、そのための準備、そしてラグビーのように、チームのために自分を犠牲にする精神・・・

そして自分たちの立ち位置をしっかり理解すること。
なめてかかってやられることはたくさんある。
いい展開なのに、チームのために頑張っていた自分が、突然自分のために頑張り始めて、流れが悪くなることもたくさんある。

サッカーは11人がピッチに立ちます。

そして「ミスのスポーツ」と言われています。

誰かのミスを指摘するよりも、それをいかにカバーするかを考え実行したほうが、チームのためになる。

全てをしっかり整えないと、勝利は掴めない。

この敗戦を、次に生かすことが最も大事です。

大会はあと2戦。

この1年、最高順位が8位なので、勝ち上がれば最高順位を更新できます。

中3は悔いの残らないよう、20日日曜、22日火曜と戦いましょう。

全力で挑んだ時は、悔いは残らず、勝っても収穫、負けても収穫です。

力が残っている状態だと、「悔い」しか残りません。

いつも全力を出して取り組むことを忘れず。

漫画「ドラゴンボール」の悟空のように、限界までいかなければ、次に進化しません。

自分への「チャレンジ」。それが人生です。