W杯のここまでの分析が出ています

N P O法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2018ワールドカップロシア大会も、ベスト4が出揃いました。

ベスト4に進出したチームに共通する項目があります。

1:高身長のストライカーがいる
2:ドリブルでペナルティエリア内に侵入できるスピードスターがいる。

ベルギー
ルカク 191cm
アザール スピードドリブラー

フランス
ジルー 193cm
エムパベ スピードドリブラー

イングランド
ケイン 188cm
スターリング スピードドリブラー

クロアチア
マンジュキッチ 190cm
モドリッチ スピードドリブラー

そう考えると、高身長FWを要する、ロシアやスウェーデンが健闘し、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ウルグアイなど南米勢が全て敗退したのは、高身長のFWがいなかったので、地上戦があっても、空中戦で勝負できなかったのが、勝利につながらなかったかもしれません。

それによって、ここまでのデータが出ています。
それを見ると、高身長FW、スピードドリブラーが必要な流れになっています。

1:ダイレクトシュートの割合
2:ペナルティエリア内でのゴール
3:セットプレーからのヘディングゴール
4:ペナルティエリア内侵入回数

空中戦(クロスやFK、CK)、地上戦(パス&ドリブル)でいかに、ペナルティエリア内にボールを供給できるかが勝ちあがれるかどうかになっている。

スペインのようにポゼッション率74%でも、ペナルティエリア内に侵入できなければ意味がないボール回しになっている。

ゴールする時間帯も後半が多いことを考えると、
前半耐えて、後半に仕掛ける戦術を用いる方がいいのかもしれませんね。