2021年5月1日GKスクール 58回

5月1日 GKスクール(第58回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

先日は連休中の開催でしたが、人数も揃ってよかったと思います。

まずアップですが、様々な動きを入れながら、ボールを触るところから始めました。

その次は、先日から課題になっているキャッチング動作の確認です。

一般的には、三角形を作るようにと言われているところですが、選手によっては、綺麗な三角形を作ってしまうことで逆にボールが捕れなくなっていることがあるかもしれません。

ですので、今回は、親指と人差し指の角度を上に向けてみたりしながら、それぞれの捕りやすい形を研究したところです。

今回は、試合中のようにGKからアンダースローでボールを出して、ボールを受けた選手がトラップしてシュートを打つメニューを小林コーチが実施してくれました。

アンダースローでボールを出すときですが、相手がコントロールしやすいボールを出したいですね。

加えて、ボールを受ける側もボールをトラップしてコントロールする必要があるので、ビルドアップの練習にもなります。

そしてミニゲームでは、いつシュートが飛んできても大丈夫なように構えるなどして、自分のスイッチを入れておきましょう。

中学生は人数が少なかったものの、幅広いトレーニングメニューに取り組みました。前回に引き続き、ハイボールもメニューに入れましたが、もう少し練習パターンを増やしてレベルアップを図ります。

また、斜めのアングルからの1対1・シュートストップはハードなトレーニングですが、試合ではGKの見せ場になります。(コーチ陣も一緒に、何本シュートを止めれるか勝負しました。)

こうしたシチュエーションでは、まずはニアサイドをしっかり守りたいところです。シュートを打つ側になると感じますが、ニアサイドがしっかりと守られることで、守りの堅いニアサイドか、それともフォアサイドのどちらにシュートを打つのかという選択を相手は迫られます。

さらに、実際のゲームでは、相手の利き脚に応じて立ち位置を調整したり、DFがフォアサイドのコースを切るようにすれば、相手の選択肢はさらに少なくなります。

その点を踏まえると、練習ではフォアサイドネット以外の場所を守れているかが重要と言えそうですね。

さて、5/15と5/29に開催を予定しておりましたが、5月14日〜31日まで岡山ドームは使用不可となりましたので、5月中の開催は見送ることといたします。

6月以降に再開できることを祈りながら過ごすことになりそうです。

皆さんも体調に気をつけて、お過ごしください。再開後にまた元気にお会いしましょう。