2019年7月28日 鍛える会 2日目(中1)

NPO法人アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

土曜日に引き続き、「鍛える会」の2日目の模様についてお送りします。

前日は11人揃っていましたが、この日は1人が体調不良になり、10人で試合に挑むこととなりました。

さらに、午後から天候が崩れる予想でしたので、試合の時間も繰り上げられました。

初戦は作東中です。

もちろん、相手は11人ということもありますが、試合を通して、非常にタフなプレーができるチームでした。

アクートもマンツーマンの原則に徹しようとしましたが、マークを剥がされたり、DFの裏を突かれるなど、4失点を喫しました。

斎藤君が一矢報いるも、結果は1-4の完敗でした。

このままではまずいということで、早速、反省会にて選手同士で話し合います。

反省会の中でも、中盤のマークができなくなっていることなどが挙げられました。

こちらは人数が少ないので、すべての相手選手をマークすることは困難です。

前線の選手が相手選手に釣られてしまえば中盤に大きなスペースが出来てしまう、プレスを効かせるためのコンパクトサッカーができなくなるなど、失点の原因はここにあるという分析になりました。

対策を考えることになり、前線の選手は敢えて、相手選手を中盤まで待つという作戦で次の試合に挑みます。

一方で、相手にリードされる中でも、相手をサイドに誘い込み、閉じ込めることで、得意のハイプレスで波状攻撃を仕掛けることが出来ていました。

ここに勝ち筋を見出し、再現できないかという話でまとまります。あとは、ボールを奪ったところから、シュートないしはゴールに至るまでの要素を逆算していくことになります。

すると次の試合(高松中)は失点をしても、池田君がゴールを決め、何とか1-1に持ち込むことが出来ました。

さらに、修正点を確認した後に、北稜中と試合をします。すると、蓋を開けてみれば4-0(得点者は田中君、内田君、斎藤君、池田君)での大勝です。

マークの確認など、お互いの声掛けもできており、危なげなく試合を終えた印象でした。

3試合終えたところで、予定よりも2時間程度早く、雷が鳴るようになりました。

監督・コーチの皆さんとの協議の結果、残念ながら4試合目以降は中止となります。

10人でも互角以上の試合ができたことは大変すばらしいことです。来週からの遠征もこの調子で頑張りましょう。