2018年2月26日月曜日の練習

NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2月26日月曜日は、ドーム中が使えないので、ドーム横のスポーツ広場北側グラウンドで活動しました。

試験期間中やインフルエンザで欠席はやや多いが、ユースとジュニアユースで練習しました。

久々に、1時間のシュート練習。
ワントラップからのシュート、ダイレクトシュートと個人得点を競い、練習しました。

暗くなってから、ナイター設備を設置し、いつものドリブルやパス、ポゼッション練習へ。

やり始めた頃に比べると、プレスも早いし強く、その中で条件をクリアーしながらのカウントを稼ぐのはなかなか難しい。

小6も数人入り、19時までみっちり練習しました。

現在、世界は守備に対する考えが大きく二つにわかれている。

1:ハイプレスによるネガティブな守備
2:ボールを失わない、ボールを保持するというポジティブな守備
(取られなければ守備をする時間が少ない)

グラウディオラの戦術サッカー VS シメオネ(アトレチコマドリード)が代表するフィジカルサッカー

2を実現するには、技術がいる。

1はジュニアユースは試合で効果を発揮し、技術の高いユースは2で効果を発揮している。

どちらが正しいというわけではなく、その時のメンバーや、相手との差によって、1でいったり、2でいったりと変更する必要がある。

そして、戦術サッカーとフィジカルサッカーの現在の二極化の中で、さらなる技術をもった選手が台頭する時代へと進んでいる。

現在、サッカー界は大きな過渡期を迎えている。

ポジション(システム)で個人がするべき仕事が決まっていた時代から、
シュチュエーション(状況)によってするべき仕事が変わっていく時代へ。

昔は、4−4−2とか3−5−1とシステム論に興じていた時代があった。

現在は、攻撃と守備でシステムは変わるし、相手のシステムに合わせて、こちらをその都度変えていかなければならない時代。

モウリーニョ監督はこういっていた。
『サッカーが進化したのではない。サッカーをする人間が進化したのだ』

多くのことを要求され、それをこなさなけらばならない時代に、人間は進化し、対応していく。

選手は多くのことを理解し、多くのことを実践し、その精度を高める日々に毎日励まなければなりません。

すべては、毎日の積み重ねです。

人生にも終わりがあるように、サッカー選手の寿命にも終わりがあります。
その来るべき終わりの時までに、限られた時間の中で、どれだけ集中して考えて、自分を伸ばせるのか・・・

無駄な1日や時間は一つもありません。
目の前のその一瞬に全身全霊の力を注げることしかできない。

あなたの可能性は、すべてあなたが握っていることを忘れず、日々全力で取り組んでほしいと思います。

僕たちスタッフは、その環境を作れるように、日々、改善と進化を図りながら、努力していきます。