2017年11月13日月曜の練習

NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

11月13日(月曜)の練習は、岡山ドームでした。

1:ドリブル練習
①股抜きか裏街道カウント 30分
この練習は、1対1の相手との距離、相手の足の動き、繰り出す技のフェイントの間など、トライ&エラーの中で、多くのことを自動的にできるまで、鍛えています。
特に「相手を観る」ことを鍛えています。

考えて体を動かしていたら遅く、とっさに体が動くまで、とっさに成功率の高いドリブルパターンが確立するまで、時間をかけてトレーニングしています。

2:2人組みワンツースリーカウント
①ワンツーは敵を挟まないといけないのと、2人共が出したら走らないといけないので、「出して走る」という良い癖がつきます。
こういうのも、実践に近い状態、つまり360度、敵が襲ってくる状態でやらないと実践からかけ離れた練習になるので、かなり身についていきます。

日本代表のU21が世界に通用していた「ミクロの崩し」の部分をヒントに、練習を夏の終わりから改良しました。
10mのパス交換は守備も対応できるが、3mのパス交換は人体構造的に対応が不可能で、身長も低い、身体能力も低い日本人が、能力も体格もある世界で活躍するには、日本ならではの細かい作業を武器にすべき発想だと感じました。

サイドから攻める、クロス攻撃が得点になりやすのも、人体構造的に両目が前にあるために後ろがみえないのと同じで、「ミクロの崩し」は日本の未来の世界も真似のできないスタイルになるのではとレポートのを書いた方が提唱されていました。

相手の守備1人に対して、こちらの攻撃が3人揃えて崩す。
それを日本人の得意な走力でカバーする。
「ミクロの崩し」のスタイルです。

海外では文化の関係で、ボールに近く寄らないのがスタイルです。
狭い空間を嫌います。
ボールポゼッションも味方の距離がある程度保ってボールを回しています。

日本人はこの狭い島国に1億2千万人も住み、狭い空間をどう活用するかのアイデアに長けています。
狭いところを攻略することにワクワクするのも日本人ならではの文化です。

アクートが強豪チームを破っていくのは、日本代表が格上のチームをやぶっていくのと重なります。
アクートがそんな日本代表の未来と重なるような、そんなサッカーができればと思います。

②クロスーオーバーからのワンツー

3:3人組相手を挟んでのダイレクト三角形パス

4:条件付きゲーム

幼稚園からGK、ジュニアユース、ユースと違うカテゴリーが、同じ場所で活動するのもアクートが他の団体にない良い環境を提供しています。

目指すは、マイグラウンドを持つことです。

2017年11月13日月曜 岡山ドーム 練習風景 ①
2017年11月13日月曜 岡山ドーム 練習風景 ②
2017年11月13日月曜 岡山ドーム 練習風景 ③