晴れの国リーグ第2戦 快勝

NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2019年3月9日土曜日は、笠岡総合スポーツ公園で、晴れの国リーグ第2戦が行われました。

相手はアヴァンプレシオ。

土曜授業がある選手が数人いるために、ベストメンバーではありませんでしたが、挑みました。

これまでのアクートのコンセプトに、新しいコンセプト=ポゼッションを加え、特にFWからのプレスは、一層意識して挑みました。

ゲームは開始13分で3点奪い、終始アクートペースで行きました。
後半追加点を加えてから、極力多くの選手を交代させて、4−0で快勝。

決定機の数から行けば10点は入っても良い内容でしたが、ほぼ1試合通してコンセプトを貫いての試合だったことと、失点0で終わったことは、効果のあった試合でした。

交流戦もジョリティ笠岡と鷲羽ネオと中1を中心に試合をしましたが、どちらもAチームと同じような流れで勝ち、クラブの選手の成長を感じた1日でした。

これまで我慢して築き上げてきたものが、ようやく形になりつつあります。

とても残念なことが、育成についてしっかり考えられている、見通しのある保護者の数がほんの一握りのために、目先の結果で子供の才能を決めつけがちです。

映画「ビリギャル」で、主人公さやかちゃんを育てた塾の先生が本を出版しましたが、その中でこう書いています。

結果が出たら、才能があった。

結果が出なかったら、才能がなかった。

結果が出たのちに、あの子はやはりあーだった、こーだったと、後から物語をくっつけて、最初から才能があったかのような物語を作るのが人間のサガ。

サッカーも勉強もそうで、才能があるかどうかは、結果が出るまでわからない。

言い方を変えると、結果が出るまでやり続ければ、全ての子供に才能があるということです。

これは大人にも言えます。

ちょっとやったぐらいで才能があるかどうかなんかわかりません。

結果だけで物事を判断する親の元では、才能のある人間も、天才も生まれません。

また、早く結果が出たからといって、その道にプロになるということもありません。

早く結果が出ても、追求し続けなければ、大きな成果には繋がりません。

勉強もサッカーも人生も同じです。

20年ほど前に、全国屈指の有名な指導者と交流することがあった時に、その方が言われていました。

競馬でいうと第4コーナーからが重要で、最後の直線が勝負の鍵だと。

第一コーナーから首位に立っても、馬は勝てない。

それは、育成でも同じだと。

中3から一気に成長するのがアクート岡山の特徴です。