ユース Jユースカップ中四国予選優勝🏆

NPO法人アクート岡山SCユース担当の竹原です。
2019年7月27日(土)~9月1日(日)まで、バイエルンツネイシ、ブリロ東広島、アクート岡山、FC今治の4チームでJユースカップ中四国予選のリーグ戦を行いました。
7月27日(土)に開幕し初戦は、ツネイシフィールドでブリロ東広島と対戦しました。
初戦を勝利できるかどうかは、その後のリーグ戦の試合運びに大きく影響してきます。
立ち上がりは多少緊張していたようにもみえましたが、落ち着いてプレーし危険なシーンもなくまずまずで、その後も一進一退の攻防が続きますが前半26分に不用意な反則からFKを与え、ミドルレンジからのFKをバックヘッドで合わせられ先制されます。後半も一進一退の攻防で得点が奪えず0-1と惜敗しました。
初戦を落としてしましたが、次のバイエルンツネイシ戦に向けて気持ちを切り替えていくだけです。

8月11日(日)第2戦は、政田サッカー場でバイエルンツネイシと対戦しました。前回のクラブ選手権では0-3で敗れています。それに初戦負けたことにより絶対に勝たないと優勝の道は途絶えてしまいます。
初戦の敗戦でチームが本当の意味でまとまったと思います。敗戦後いい準備ができて試合に望むことができました。
立ち上がりから集中し勝ちたい気持ちが伝わってきます。自分たちのペースで試合運びができると7分に棗田くんからのパスを松原くんがゴールを決め先制します。その後も18分に追加点を奪い、いい流れが続きますが33分に失点し1-2で前半を折り返します。
後半1点差という緊張感の中始まりましたが、50分に追加点を取るとそこから怒涛のような攻撃が続き、終わってみれば6-1と快勝しました。久々の快進撃の試合でした。得点を奪っても最後まで集中した結果だと思います。この得点があとの第3戦に繋がりました。

9月1日(日)最終戦は、政田サッカー場で首位のFC今治と対戦しました。
FC今治は、言わずと知れた元日本代表監督だった岡田さんがオーナーをするチームでトップはJ3を目指しています。(現時点でJFL2位)
今年からユースも立ち上がり1年だけのチームですが、2連勝中という強敵です。2点差以上で勝利しないと1位になれないという苦しい状況での試合になりました。
前半始めから相手にボールを完全に支配され、9割がた押され防戦一方で守ることで精一杯の状況でGK田渕くんDF中島くんを中心になんとか耐えゴールを割られません。相手に9本シュートを打たれましたが無失点で前半を終えます。
後半も前半同様ピンチの連続でしたが決定的なチャンスも相手のミスでなんとか無失点が続きます。まったくチャンスがないなか73分にFW松原くんのドリブルから最後はやわらかいシュートで待望の先制点を決めます。先制点後も相手ペースは変わらずで守備の時間が続きます。77分に相手の縦へのロングボールから10番の選手にダイレクトでシュートをうたれGK田渕くんがはじくもその選手に再びボールが戻りシュートを決められ同点に追いつかれます。
今までだとここから崩れていきますが、この日は違ってここから頑張りますが、やはり攻撃はさせてもらえずは変わらずで守備に時間が取れます。このまま1-1で引き分けかと思われた90分にMF西原くんからFW松原くんへ絶妙なスルーパスが通り、それを落ち着いてゴールを決め2-1と逆転します。アディショナルタイム3分です。そして、相手のキックオフ直後下げたボールをFW河野くんが相手のトラップした瞬間を狙いボールを奪い、そのままドリブルシュートでゴールを決め3-1とします。まだ、試合終了のホイッスルは鳴りません。アディショナル3分台に突入していますがまだ試合が終わらず、ドキドキ感が続きます。そして、相手のコーナーキックでピンチをむかえます。が、最後はゴール前で混戦になりながらもゴールを守りますが、相手にシュートを打たれますがそれが外れたところで試合終了になり、見事勝利をおさめ優勝し、歓喜の渦に包まれました。2点差以上の勝利でなおかつ9割相手チームに押されるなか勝利し優勝したことは、指導者を長くしていますが、初めての経験でとても感動しました。選手のみなさんには感謝しかありません。
この経験を活かし、中四国代表として9月15日に行われる西日本大会に向けて、さらに頑張りたいと思います。
また、12月26日(木)~29日(日)に開催されます第3回タウンクラブカップ全国大会の出場も決めました。
これからも、アクート岡山ユースの活動にご支援とご協力の程、よろしくお願いします。