アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
ユーロUー21の大会が終了しました。
全試合WOWOWでやっていたので全て録画してみました。
決勝はポルトガルVSドイツ
ポルトガルはスペインを破って勝ち上がり、ドイツはオランダを破って勝ち上がってきた。
決勝の2チームの共通点は、中盤のボール奪取がどちらも激しいこと。
前線からのプレスというよりは、前線は限定して、中盤に打ち込んでくるボールはほぼプレスをかけるので、なかなか前を向けず、サイドから崩そうとすると、蓋をされ、なかなか攻略ができない。
迷っているうちに中盤でボールを奪われてシンプルにカウンター。
チームの守備力、守備コンセプトがはっきりしているところが上に勝ち上がった。
スペインはポゼッション率も高く、相手ゴール前までボールを繋いで良いサッカーはします。
ただ、時間がかかるので、相手は引いてしまっていてなかなかチャンスを作れず・・・
スペインはボールを奪うコンセプトよりも、いかに崩すかのコンセプトの方が力を置いていたので、ポルトガルを敗れなかった・・・
決勝は、ドイツが勝利。
技術に自信のあるポルトガルは、ゴール前まで丁寧に運ぶが、ドイツは至ってシンプル。
サイドに入ると必ずクロスで終わる、中にボールを入れる、ミドルシュートはうつ。
攻撃に迷いがない。
時々受けるカウンターを凌ぎ、相手ゴールに迫り続け、勝利した。
フリーにボールを受けても、必ず一人はプレスに行き、守備と攻撃とバランスが取れていた。
ドイツのこんな記事もあった。
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「おそらく彼らは最初から最も周りから期待されていなかった年代だろう。どんなチームを倒したのか見てほしい!」
「才能とは一体何なのか考えなければいけない。最後に勝つためのものなのか?それともスプリント回数などが示すものなのか。とにかく信じさえすれば、彼らにも才能があり、偉業を成し遂げられることを示してくれるものだ」
「チームがどれほどの熱意をもって守ったのか、どれほど一丸となって戦ったのか。何人かはクラブではレギュラーですらないんだよ」
また、オランダ戦前にチームに向けた言葉も明かしている。
「オランダ戦の前、彼らは少しばかりナーバスになっていた印象を受けたんだ。それで『我々はライオンのハート、ワシの目が必要だ。君たちはハイエナのギャングにならなければいけない。誰からも好かれることはないが、ヤツらは最後にはいつも欲しいものを手にする』と。そして、彼らが最後に見せた姿は本当にそれを強く連想させたと言わざるを得ないだろう」
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ライオンの心、ワシの目、ハイエナのような攻守
見習いたいですね。