アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2024年1月14日日曜は、練習試合を行いました。
場所は北長瀬ふれあい広場。
対戦相手は蹴友1年(鳥取)。
この日の課題は、プレスが早く、守備からの速攻が早い相手に対して、相手のプレス回避からの攻撃と速攻すらも許さない守備ができるかどうかが課題でした。
強度の高いゲーム内容でしたが、お互いバチバチに当たって、とても良い刺激になりました。
しっかり戦うがお互いリスペクトして次のプレーに集中している姿が良かった。
サッカーは闘争。「競争」ではなく「闘争」。
技術の見せ合いではない。
「闘争」とは相手が常に妨害するスポーツのこと。
相手以外、審判、相手コーチ、観客、メディアなど・・・
様々な妨害にさらされる。それがサッカー。
それがサッカーだと理解している選手は、大人になっていく。
「競争」は相手の妨害がない。
技術は一人でできる。ある意味「競争」の側面がある。
サッカーの美しさ、奥深さ、憧れは技術にあるし、スーパースターたちは素晴らしい技術を持っている。
その技術を「闘争」の中で磨いていかないとスターにはなれない。
闘争をさけ、技術を持っていても、独りよがりの選手で、人間的な成長が少ない。
闘争の中で、人は大人になり、その中で技術を磨き続けた選手のみがスターになっていく。そう思う。
試合の中でベストを尽くして闘争し合うからこそ、試合終了後にお互いをリスペクトする。それがフェアプレー精神。
闘わないのがフェアプレー精神ではない。