サッカーと勉強の両立

アクート岡山ジュニアユースの活動時間は、

ジュニア(4歳〜小2):17:00〜18:00
ジュニア(小3〜小6):17:30〜19:00
ジュニアユース(中学生):17時〜19時
ユース(高校生)17時〜19時

で設定しています。

19時までには、すべての活動が終了するようになっています。

なぜ、この時間で設定しているのかというと、サッカーと勉強の「両立」には欠かせない時間帯だからです。

最近、多くのクラブチームで、ジュニアからユースまでのカテゴリーで、活動時間が遅くなる傾向があります。

努力することは大事です。

しかし、プロ選手になるのは、ほんの一部の選手のみです。

その選手は人生をかけてサッカーに取り組みます。

現在、岡山県の歴史をみても、プロになった選手は34名前後です。

数十万人のサッカー選手から、たった34名前後です。
(私の弟もその一人です。秋田英義)

そして、その背景では、数多くのサッカー選手がプロになれず、人生の方向を変更しています。

夢を持って挑戦することはとても大事ですが、夢を叶えるには、それ相応の努力や時間を費やさなければなりません。

努力がすべて報われるといいのですが、そうもいきません。

育成年代で、サッカーしか努力しなかった多くの子供が、勉強に時間をさかなかったことで、人生の選択の幅が狭まっているのも事実です。

子供の可能性は無限大です。

いろんな可能性の花が開く余地を残しておくことは、人生をより良く生きていく上で大事なことだと思います。

また、この時間帯にすることは、遠くから選手を集めることも、セレクションを行うこともなく、通える地域の子供達であればどの子も参加でき、専門的な指導者のもとでサッカーに取り組める。それが理想であると考えています。

しかし、多くのクラブではナイター練習が当たり前で、21時に練習が終わって、家に帰って夕食。

そして早くて22時から勉強となると、多くの子供は疲れて勉強ができないものです。

ナイター練習(遅い活動時間)は、勉強とサッカーを「両立」しにくい生活環境にしてしまいます。

そして、小中年代で、サッカーにすべてを捧げてしまうと、勉強ができないために、進みたい進路にいけないことも多々起こります。

すべての選手がプロになれるわけではありません。

サッカーも大事ですが、人生をより良いものに、より多くの選択ができるためには、勉強は欠かせないと思います。

ちなみにサッカーが国技になっているような欧州で活躍しているプロサッカー選手でさえ、引退後は100人に一人しかサッカーで収入を得て生活することができないというデータもあります。

日本ではなおさらのことです。

その将来を見通した上で、サッカーと勉強の「両立」は大事なことと考えています。

就寝開始時間と就寝時間(長さ)は、勉強ができるかどうかに大きな影響を与えます。

就寝時間と勉強ができるかどうかの関係

また、育成年代で運動をすることは、勉強にもプラスに影響しているデータもあります。

育成年代では、サッカーにも勉強にも多くの可能性を残した時間を過ごすことが大事だと考えています。

私たちのクラブは、「サッカー強化高校からプロ選手」へのルートではなく、「大学や専門学校からのプロ選手」というルートを推奨しています。

ユース出身者のその後だけでも、

東京学芸大学
関東学院大学
宮崎大学
下関市立大学
環太平洋大学
京都産業大学
川崎医療福祉大学
東京農業大学
島根大学
岡山大学
などなど・・・

サッカー、フットサルを頑張っています。