アクート岡山ジュニアユース担当の井上です。
2023年9月2日(土)は、北長瀬未来ふれあい広場多目的グラウンドでU-13リーグが行われました。
対戦相手は、本戦ジョリティ笠岡。オープン鷲羽Rise。
U-13リーグの本戦も後半戦に入り、夏休みでの成長を公式戦という場所で発揮できるかが試されました。
初戦のジョリティ笠岡。大敗。
球際のゆるさ。連動のないパスの繋ぎ。狙いのないプレス。etc…
ハーフタイムを使い、修正。能力のある選手への対応を選手と模索。攻撃のパターンの単純化。プレスによる意識を高める。
入団した当初と同じ目標からやり直しました。
試合終了後、全員を集めて話し合い。選手だけでなく、コーチも交えて。チームとしてのミーティング。
さっきの試合でどのようにしたらシュートを打つまで行けたか。どのようにしたらボールを奪えれるのか。
選手からの声は、プレスに行く。ロングパス。裏抜け。色々と単語は出てくるが内容がない。
ここが今年の1年生のもったいないところ。
自分の頭の中だけでサッカーを完結させてしまう。
試合には、22人の選手がおり、それぞれのポジショニングがある。
オープン戦の鷲羽Riseでは、どのように攻撃をするのか。
1年生の決断は、夏休みに行った草津遠征で行った前向きの選手を使うこと。
これは、今の中学3年生を私が見ている時に言った言葉でした。
考えることはシンプルなため、ボールを持っても迷わない。周りの選手は、ボールホルダーに対して、前向きのサポート。
一度やった事があり、シンプルのため、全体でのイメージの共有も早い段階でできました。
問題は、守備。
なんとなく行く、考えのないプレス。
船越コーチからありがたい言葉。
それを一言で表すと『声を出す』。
試合前にも再確認をし、オープン戦でも目的を持って行いました。
得点はできなかったものの、基本的に押し込んだ試合展開になりました。
なんとなくするのではなく、きちんとした目的を持つこと。その先には何があるかをイメージすることをこれからもしていきましょう。