2020年12月12日(土) GKスクール(48回)

12月12日 GKスクール(第48回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

12月に入りましたので、この1年間の復習・締めくくりのメニューに取り組んでいます。

内容ですが、小学生はボールタッチから始め、シュートストップ、ボールコントロールなどの幅広いメニューを小林コーチに組んでもらいました。

中学生は体験の選手を迎えてのトレーニングです。まずはボールタッチで体を温めてから、基礎やビルドアップ、クロスボールの処理をメニューに組み込みました。

ビルドアップの練習には守備の選手を入れてトレーニングしたい気持ちもあるものの、まずは基本的な型を覚えるために、守備の選手はつけていません。

次は状況に応じて判断していく要素を入れていきたいと思っています。

ゲームですが、まずはコートを縦に3つのレーンに分割し、それぞれのエリアに入れる選手の数を制限しました。

一人ずつであれば、それぞれのレーンで1対1の局面になりますので、状況は比較的単純(相手とフリーマンの確認)であったと思います。

次に、隣のレーンまで選手が入れるようにルールを変更しました。

すると、マークが外れたり、別の選手がフリーになるため、状況判断の要素が入ってきます。

また、フリーマンを入っているので、必ず誰かがフリーになります。

少ない人数で守るためにはどのようにすればいいのか(どの順番に守ればゴールを奪われる確率が低くなるのか)、GKが一番に考えていく必要がありますね。

ボールの状況の確認、自分のポジションの修正、マークや逆のサイドの確認など、すべきことがたくさんあるので、少しつずつでもいいので、意識してトレーニングしていきましょう。

次回ですが、予定通り12月19日に開催します。

新年は1月9日と1月23日に開催する方向で調整中です。

余談ですが、アクートのブログによく出てくるビエルサ監督の記事です。

彼が分析する失点のパターンと原因に関する記事です。余裕がある人は読んでみてください。
https://number.bunshun.jp/articles/-/846191

残念ですが・・・中止にします 「2021初蹴り会」

アクート岡山サッカークラブ代表の秋田です。

2021年1月4日(月)に岡山ドームで予定していました「初蹴り会」ですが・・・

新型コロナウィルスの感染拡大が進みつつある現状、

異なるカテゴリーが一同に会すること、

県外からのO Bの参加等をふまえ、

2021年の初蹴り会は中止することとなりました。

コロナ感染が収束し、2022年の初蹴り会は開催できることを願っています。

O Bの方で参加を予定してる方がいらっしゃいましたら、連絡いただけると助かります。

 

2020年11月27日 GKスクール(第47回)

11月27日 GKスクール(第47回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

今回のトレーニングはハイボールの処理を意識した内容も盛り込みました。

特に小学生はまだ慣れていない選手も多いと思います。

コツは小林コーチが丁寧に教えてくれましたので、チームに戻ってからのトレーニングに生かしましょう。

内容は、ハイボールのトレーニングの前に立った状態から(ジャンプしない状態で)2人組で相手の頭にめがけて高いボールを投げ、そのボールを捕るというシンプルなものからスタートしましたが、意識すべきポイントは多かったと思います。

特に、ボールが見えるところでキャッチできているか、落下点に入れているか気を付けたいですね。

小林コーチも話していたように、頭の後ろでキャッチしてしまうと不安定な形になるので、基本を意識してトレーニングを続けるといいですね。

中学生はクロスボールの処理も練習しましたが、小学生は焦らず基本の形を覚えていきたいところです。(もちろん、中学生にもおすすめです。)

中学生チームでは、久しぶりにスクールの卒業生が参加してくれました。

時々顔を出してくれる選手がいるとコーチ陣の励みにもなります。

試合の会場で一緒になった際には、予定を合わせて、スクールに顔を出してみてはいかがでしょうか。

人数が揃うと様々な練習ができたり、トレーニングにも張りが出ると思います。

12月の開催日程ですが12月12日、12月19日を予定しております。

新年のことは追ってご連絡しますので、よろしくお願いいたします。

2020年11月14日(土曜) GKスクール 第46回

11月14日 GKスクール(第46回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

さて、前回に引き続き、基本の確認やボールコントロールを中心にトレーニングしました。

特に小学生はキャッチングの基礎的な部分もメニューに組み込まれていますが、どのようなポイントを意識すればよかったでしょうか。

・動きやすい体勢で構えているか
・ボールの正面に入り、ボールの高さに応じた姿勢になっているか
・キャッチする手はボールを取りやすい位置にあるか、手の形はボールが収まるようにできているか
・衝撃を吸収できているか

実際のゲームになれば、ボールの高さや向き、速さを踏まえて、キャッチすべきボールか、それともパンチングなどで「弾く」べきボールかを判断することになります。

少し昔の記事ではありますが、日本代表GKの川島が教えを受けたとされるイタリアのGKコーチが「「キャッチング」の重要性」と題して解説しているものがあります。

少し難しい言葉も出てきますが、興味がある人は読んでみてください。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201809210002-spnavi

記事には「私は、育成部門においてはキャッチングがきちんとできるようにならない限り、ディフレクティングやパンチングの技術を教えるべきではないと考えているし、実際にそうしてきた。」とあり、なかなか手厳しいご意見です。

このスクールはそこまでスパルタではありませんが、キャッチできる、できないの違いで勝負が分かれるということですね。

ちなみに、中学生はキックの練習とキャッチの練習を兼ねたメニューも取り入れています。

意図しないボールが飛んでくることもありますが、それもキャッチングの練習になるのであえてそのようにしています。

また、ヘディングやパンチングもトレーニングしましたが、コーチの意図としては、その技術自体の上達に加えて、ハイボールの処理の上達も効果として見込んでいます。

通常、ハイボールの処理は手を使いますので、少し位置がずれていてもごまかせますが、ヘディングの場合はおでこでしっかりとボールをとらえる=落下点に入れているというですので、手の動作をつければハイボールやパンチングは自ずとできるようになると考えています。

次回以降についてですが、11月28日に開催予定です。

12月は未定ですが、12月12日、12月19日で調整中です。11月も後半に入りましたが、暖かい日が続いていますね。

ウェアなどで温度調節ができるように準備をしておきましょう。

2020年10月31日 GKスクール(45回)

10月31日 GKスクール(第45回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

今回は岡山ドームの中でトレーニングしました。いつも中学生を指導してくれている橋本コーチは小林コーチと一緒に小学生を指導してくれました。

また、今後は高校生から田渕君(弟)にもコーチとして指導に加わってもらおうと考えているところです。

季節の変わり目ということで、小学生・中学生ともに足元でのボールコントロールに関するメニューを取り入れました。基本的なメニューではありますが、初めてという人は手こずっていたのでは思われます。

という私も元々は運動自体が苦手な選手でしたので、皆さんを見ながら自分が苦労していた時期を思い出しました(笑)。

ボールを蹴れるようになることが大事ですが、まずは流れの中で、確実にボールを繋げるようになりましょう。

蹴ったボールが浮いてしまうことがありますが、岡山ドームのような人工芝ではしっかりと転がしやすいはずです。

中学生は周りの4人でボールを回しましたが、DFに追い回されるとミスをしてしまうことがあったと思います。

これが試合中に発生していることなので、苦手意識がある人は根気強く取り組んでいきましょう。

このスクールの紹介ページにも書いていますが、GKは様々な技術が求められるポジションになっています。

世界的なGKのランキングでも足元の技術が評価のポイントとして書かれるのを目にする時代です。

基本的な部分はトレーニングをしているかが現れますので、各自チームに戻った際には、フィールドプレーヤーの中に混ざって練習してみてもいいかもしれませんね。

ミニゲームですが、少しづつではあるものの、声を出してフィールドの選手とコニュニケーションを取ろうとしている選手が出てきました。

自信をもって、もっと大きな声でしゃべれるようになるといいですね。

余談ですが、スパイクの履き方について面白い記事がありました。最近、靴がうまくフィットしないという人がいれば、気を付けてみるといいかもしれませんね。
http://blog.livedoor.jp/shoishi0014/archives/10307638.html

次回以降についてですが、11月14日、28日に開催予定です。

寒いので体調に気をつけましょう。

10月3日 GKスクール

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

当スクールも3年目に突入しました。

ありがとうございます。

コーチ陣共々、引き続き頑張ってまいります。

さて、今回も体験の選手がたくさん来てくれましたので、前回を上回る人数でした。

スクールの稼働開始時も人数はたくさんいましたが、フィールドプレーヤーが勉強のために参加してくれていた様子でした。

今回のように本格的にGKをやりたい選手がこれだけ揃うのは初めてかもしれません。改めて驚かされます。

まずは、小学生部門の様子ですが、毎回新しい練習メニューが登場しており、選手の皆さんの刺激になっているのではないでしょうか。

メニューは変わりつつも、肝になるところは共通しているので、しっかりと取り組めている選手は効果が現れ始めているかもしれません。

うまくいっている人はその調子で取り組みましょう。

また、わからないところやもっと良くしたいところがあれば、コーチに聞いたり、周りの選手を観察すれば何かわかるかもしれませんね。

加えて、選手同士でスムーズに練習ができれば、もっと効率よくトレーニングできるようになるので、練習の進め方やポイントはしっかりと押さえておきましょう。

どんなボールを出せば相手が上手になるのか考えながらトレーニングできるといいですね。

中学生のグループですが、来年度に向けたトレーニングとして6年生の参加がありました。

ボール(5号球)は新調した方が望ましいですが、チームのものもありますので、ある程度の人数であれば、しばらくは対応できると思われます。

今回のメニューはキャッチングとシュートストップに手厚いメニューを選びました。

まず、キャッチングについてですが、普段からボールのスピードを上げておくことがポイントです。

少なくともコーチが蹴っていたボールのスピードで練習した方がよいと思います。

ボールのスピードが速くなれば、うまくできている部分とそうでない部分がはっきりするので中学生の皆さんは意識していきましょう。

シュートストップはニアサイドからのシュートを連続して止める練習だったので、ハードでしたがよく頑張りました。キックの練習もしましたが、キャッチングのトレーニングのときにしっかりとボールを蹴ることが上達につながります。

特に正面キャッチの時が大切ですね。

今回はミニゲームの時間が短かったことと、人数が増えたことがありますので、次回のメニューにおいては対応を考えていきたいと思います。

次回以降についてですが、グラウンドの使用可否などの事情により、予告どおり10月31日(土曜)の予定です。

また、11月14日、28日に開催するよう調整していこうと思います。

期間が空いてしまいますが、その間の取り組み方で差が出てくるので、しっかりとトレーニングに励みましょう。

2020年9月26日 GKスクール(第42回目)

9月26日 GKスクール(第42回目)

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

ありがたいことに先日から、多くの体験での参加をいただいております。

写真で選手の数を見て、久しぶりの光景に改めて驚いています。コーチ陣は前回に引き続き、4人体制で実施しました。

ゲームでも3チームを組むことが出来たのは久々のことで、いつもにも増して、トレーニングが充実していたと言えるのではないでしょうか。

先日からも同様ではありますが、小学生は基礎ということでボールを扱うところに重点を置いています。

チームに戻っても自分で出来る練習メニューが多いので、しっかり学んでいきましょう。

コーチからも基礎をしっかりと練習しましょうとコメントがありましたが、プレーに集中するためには、技術の面で安定していることが大切だと思います。

ボールを捕る、蹴る、投げるといった動作が考えなくてもできるようになれば、ほかのことに頭が使えるようになりますね。

中学生は4人揃っていたので、私もサポートに入りました。

ハイボールやシュートストップなどのトレーニングに取り組む中で橋本コーチから話がありましたが、ニアサイドへのシュートは何としても止めたいところです。

止めなければというプレッシャーもありますが、慣れれば中央からのシュートよりも止めることができる確率は高いのではないでしょうか。

そのためにはポジショニングがしっかりと確認できていること、また、ボールを恐れないことが重要ですね。

DFと協力すればより選択肢が限定されてくるので、守れる可能性はより高くなるでしょう。

今回はコーチがシュートを打ちましたが、次回は皆さんがシュートを打って、攻める選手がどのような気持ちでシュートを打っているのか、考えながら練習してみましょう。

次に、ミニゲームについてですが、小林コーチからも指導があったように、GKからコーチングあるいはコミュニケーションをとるように心がけましょう。

まずは、前向きで簡単な声がけでもいいと思います。しっかり喋ることは意識しましょう。

最近は、ゴールを3つ設置するというルールでゲームをしていましたが、一旦、ゴールを1つに戻すことにしました。

目的としては、ルールを簡素にして、コーチングに集中できるように変更したものです。

また、指示を出すときに相手選手の番号があった方がよいので、ビブスは全員が着るようにしているという狙いもあります。

次回以降の予定についてですが、グラウンドの使用可否などの事情により、10月3日(土)と10月31日(土曜)に開催したいと思います。

期間が空いてしまいますが、その間も各自でしっかりとトレーニングに励みましょう。

 

2020年9月12日 GKスクール

9月12日 GKスクール

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

今回も10人ほどの参加がありましたので、にぎやかに練習できました。

前回に引き続き、小学生は小林コーチと田渕コーチ、中学生は橋本コーチが指導してくれています。

練習もスムーズに進むようになってきたようで、この前体験できたばかりの人も、トレーニングに慣れてきたのではないでしょうか。

写真も載せていますが、今回は、ボールの上にボールを乗せてコントロールするメニューが現れましたね。

コーチもびっくりしました。まずは、乗せた状態でコントロールしてみて、それができたら空中でボール入れ替えるのに挑戦してみましょう。

もしもボール3つで出来るという人がいたらぜひ教えてください。

今回、中学生はロングキックの練習もしましたが、まずは、下からボールを蹴るようにして、相手のFWや自陣のDFラインを超えるところから始めましょう。

基本的な形ができていれば、試合中に飛距離の心配や蹴り方のことを考えなくても済むようになります。

今は焦って横から蹴らなくても大丈夫です。

ゲームでは、ゴールを3つ設置するところは変わっていませんが、プレーが切れたら自陣に戻るというルールを復活させています。

これによって、攻守の切り替えと最初のパスが早く出せるように促しています。

ゴールの置き方も変えてみようかと考えているところです。

それからコーチングですが、中学年代、高校年代も含めて、「だれ」が何をするかという部分が抜けてしまうことがあるようです。DFの選手はできているつもりでも、GKから見ればもう少し寄せてほしいとかいったところもあるでしょう。

また、普段から具体的に指示を出してあげれば、試合中に声が聞こえにくかったとしても、自分が伝えたいことは理解してもらえるはずです。

あとは、声がけはできるだけ事前に、前向きな言葉をかけましょう。後から怒られてもミスや失点が消えるわけではありません。

言われた方も気持ちが落ち込むでしょう。

後から話をしなければいけないときの言い方は様々あるでしょうが、「次からこうしよう」とか「あの時コーチングしていたのはこういう意味だった」とか話していけばいいのではないでしょうか。

DFがうまく機能しないのは、GKからのコーチングの内容がうまく伝わっていないことが可能性の一つであることも頭に入れておきましょう。

次回は9月26日(土)と10月3日(土)の予定です。

涼しくなってきたので、体を冷やさないように気を付けましょう。

2020年8月22日(土曜)  GKスクール 第40回

8月22日 GKスクール 第40回

アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。

今回も2人の体験がありました。久しぶりに10人も選手がそろったので、にぎやかに練習できました。

初めての人もいましたので、引き続き、基本的な部分を確認しながらのトレーニングにしました。

基本的ではありますが、サーキットトレーニングも行い、万遍なくメニューをこなしていきます。

キャッチングについては小林コーチがしっかりと教えてくれていますが、手の形をしっかりと意識して練習しましょう。

キャッチングがしっかりとできていれば、セービングをしたときもボールを捕れる可能性が高くなります。

弾いたボールが相手に渡るのか、それとも自分で保持できるのか。レベルの高い試合になれば勝負の分け目になるかもしれません。

前回、ハイボールの処理は体の向きに気を付けるようにお伝えしましたが、意識できている選手も増えてきました。

次はしっかりとジャンプして頭の上でボール捕るようにチャレンジしていきましょう。

また、パス交換も難しいメニューですが、引き続き取り組んでいます。

今は田渕コーチがボールを出してくれますが、選手同士でパス交換できるようになれば次のステップに移ることになるでしょう。

いずれはボールよりも周りを見ながら蹴れるようになるといいですね。

今回は中学生が2人参加してくれました。橋本コーチがメニューを考えてくれていますので、人数が増えれば練習パターンも増え、よりトレーニングも充実させることができると思います。

友達で参加したい人がいれば誘ってみましょう。

ゲームは前回と同じルールでゴールを3つ設置しています。

GKはマークやコースのカットを指示するとともに、攻撃の方向性を教えてあげたりすればなおよいですね。

次回は会場の都合で9月12日(土)と9月26日(土)の予定です。

熱中症に気を付けて練習していきましょう。