12/19.20の練習

N P O法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2018年12月19日水曜日は、ジュニアは岡山ドーム中、ジュニアユースとユースは岡山ドームスポーツ広場北側グラウンドで行いました。

2018年12月20日木曜日は、ジュニアは岡山ドーム中、ジュニアユースは岡山ドームスポーツ広場北側グラウンド、ユースはフットサル練習もかねて、岡山ドーム中で行いました。

ジュニアは体験者が多くて、下のカテゴリーも上のカテゴリーも盛り上がっていました。
小2以下のカテゴリーは、24日にフェスティバルに参加して初めて試合を経験するので、やる気満々です。

ユースは公式戦が春までないので、この冬にどこまで練習や練習試合で鍛えるかが重要になってきます。

特に発想の逆転ではありませんが、サッカーに対する考え方を変えると、選手がグンと成長する時期でもあります。

感情的情熱的サッカーから、しっかり理論の入ったサッカーにシフトチェンジできる時期でもあります。

考えれるかどうかが成長に欠かせません。
大学サッカーと高校サッカーの差がそこにあります。
体格差はそれほどありません。
もっとサッカーを突き詰めて、こだわって考えられるかどうか、ここに成長がかかっています。

高校生でどんなに技術があっても、考えられないとその先使えない選手になります。
技術がそこまでなくても、しっかり考えて、個人がチームに貢献するよう何ができるか選択できる人は、結局上達します。

考えているかどうかは、練習中や練習試合での周りの声掛けに全て現れます。

文句や批判を発言している選手は、成長しません。
打開策を常に考えて、状況をコントロールし、対策を打ち続ける人は、サッカーが本当の意味でわかっている人です。

対戦相手に情熱的にいくのは大事なことです。激しく戦う、大事です。
それをチーム内に向けたら、使えない選手です。
チームワークそもそもが崩れていきます。

そして、どの選手にも言えますが、「負けそうになったらすぐ諦める」選手がいます。
中学生に多い傾向です。

小学生は最後まで頑張ります。最後まで勝利を信じて戦います。
中学生は、勝てないと思うと、急に意識が低く下がります。適当になってしまう。
高校生はそれでもベストを尽くすように最後まで意識を持って取り組んでいます。少し大人です。

だから、小学生と高校生の全国大会はメジャーで、T V中継もよく行われ、スポンサーも多くつきますが、中学生の全国大会はマイナーで、注目度が低いです。

おそらくその意識のムラが見ていてもつまらないサッカーになるので、応援しようという流れにならないのだと思います。

手を抜いた練習や試合は、見ている観客も面白くありません。
いつもみんなに見られていると意識して取り組むからこそ、何万人のスタジアムでも同じようにプレーできるのだと思います。
そういう意識の高さが結局プロへの道を歩んでいくのだと思います。

アクート岡山サッカークラブ「初」の「Jリーガー誕生!」を指導者全員、望んでいます。

勉強とサッカーの両立は、結局意識の高い選手を育てることにつながります。
体と頭を使わなければ、サッカーは上達しません。
どんなに練習をしても、体だけでは限界があります。

勉強をすることで、脳が活性化され、あらゆる解釈ができるようになると、サッカーもいろんなアイデアや打開策を生み出すことができます。

サッカーの指導者は、考える力がない人はなれません。
常に目の前の選手を最大限生かして、最高以上のパフォーマンスにチームを持っていくことを考えなければなりません。

選手の時代から考え続けている人が良い指導者になります。
グラウディオラは世界の指導者の中でも最先端をいっています。
彼は選手時代から深くサッカーを考えていた。

派手なプレーが良い選手ではありません。
考えれる選手が、結局ゲームをコントロールします。
今回バロンドールにレアルマドリッドのモドリッチが選ばれましたが、メッシやクリロナほど派手ではありませんが、彼がゲームをコントロールしているのは世界中の人が知っています。
そしてちゃんと評価されました。
体は小さいのに考えるだけで、世界一の称号は手にできます。

現在、日本代表の攻撃選手は、とても攻撃的で面白いです。
大迫、南野、中島、堂安、見ていて面白い選手です。

しかし、最新FIFAランキングは51位のまま。
彼らのような攻撃的選手をどうコントロールするか、バルセロナのブスケスやレアルのモドリッチのような選手が日本にはいません。

イニエスタやシャビのように、深くサッカーを考える選手が現れると、もっと強い日本代表が誕生するのではないかと思います。

アクートは、そういう選手を生み出しやすい土壌です。
練習から試合から自分で考えること、チームで考えることを徹底して行なっています。

サッカーをよく知っている
そういう選手をたくさん生み出したいです。