苦戦続く・・・

NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2019年6月9日(日)の晴れの国リーグは、備前総合運動公園で行われました。

対戦相手はアーチェロ 。

前期リーグで0−4で負け、クラブユース選手権で5−3で勝ち、そして晴れの国リーグ後期で対戦。

けが人を含め、5人が欠場する中での、この試合は難しい試合でした。

13人で挑み、フィールドに中2の選手が半分近くいて、中3相手のパワーとスピードになかなか対応できず、開始早々の失点から流れが悪く、1−4で敗戦。

クラブユース選手権で、中国選手権の枠を勝ち取った代償がそのあとに影響しています。

この年代はなかなか勝ち続けるのは難しい。
ましてジャイアントキリングを狙うアクートは、いつも狙えるものではない。

勝つべきところに照準を定めると、勝たないといけない試合を落とすことも増える。

晴れの国リーグ、クラブユース選手権、山陽新聞社杯、クラブ選手権(10月)と年間4つのタイトル戦がありますが、どれも良い成績を取れるのは難しい。

選手をセレクションして、良い選手を集めているところなら可能だが、アクートのようなチームはどれかに照準を合わせした分、どれかを落としてしまう。
その代償がチーム内の怪我人の続出・・・
つい調子に乗って怪我をしてしまうのも、中学生ならではの現象。
中学生が謙虚な姿勢を持つのは難しい。
中学生なら情熱や感情をもっと爆発させた方が個人は伸びる。

負けた方が成長するのは確かなこと。
勝ち続けるチームは、チームは成長するが個人はそれほど伸びない。
(頑張らなくても勝てたりする)
負けるチームは、チームの成績は良くなくても、個人はよく伸びる。
(頑張らないと勝てない)
そんなものです。

スーパースターでない限り、どのプロ選手も無名のチームから上がってきている。
逆に育成期から有名クラブにいて、そのままトップデビューする方が難しい。

しかし勝たなければ自信も芽生えない。

そんな中で迎えたこの試合は苦しい試合でした。
負けはしましたが、中2の選手が長い時間、Aチームで実践を積んだことは良い経験になり、層の厚さにつながり、チーム内競争に拍車がかかります。

現在、先発メンバーは、不確定の現状。
どの選手もそれほど差がない。そして中2にチャンスが広がっている。
お互い刺激し合い、切磋琢磨して、さらに成長を期待しています。