個人の能力をどうチームで戦うか

アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2019年11月3日(日)は、新人戦の予選リーグがスタートしました。

初戦は、JOLLITY笠岡。

3年前にできた新興チームですが、小学生の時にナショトレに行った選手もいるし、昨年から中3相手に中2ベースで戦ってきているので、なかなか強い。

アクートは相手の個人能力をどうチームで封じ込め、攻撃につなげて試合をコントロールするかが鍵でした。

試合がスタートして、アクートペースで攻撃していたものの、時々うけるカウンターでピンチがづづき、能力でぶっちぎられると、数的不利になり、失点。

アクートも攻めているものの、相手ほど個人的な力が低く、決定機まで行かない。

前半終了すると0−3で差がついてしまった。

後半もシステム、選手を変更し、相手の攻撃を止めて、シュートを打たせなくなったが、アクートのFWが相手のゴールにいくまでに何度も奪われ、カウンターになる苦しい展開。

相手のエースに振り切られ、失点。0−4でゲーム終了。

今年の中2の代は、昨年とは違って、技術はあるが、苦しいことや痛みに弱く、自分を自分で追い込めない選手が多い。

チームのために自分を犠牲にして頑張る精神が弱い。

ある意味、その部分が成長すると、すごくいいチームになるのだが、成長できるかどうか、選手本人の意識にかかっている。

コーチや監督が追い詰めてしまうと、本来のアクートの楽しいサッカーの良さは消えてします。

「①楽しく、②上手く、③そして強く」

これが、アクートのモットー。

順番は変わらない。

①と②は、練習や練習試合から環境を提供している。

③は選手の個人の意識にかかってくる。