NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2018年5月9日水曜日は岡山ドームスポーツ広場で活動しました。
中1と中2、中3とユースにわかれて、1時間練習します。
ユースは先週から、クラブユース選手権と高円宮リーグが始まり、週末の街クラブ中国1位をかけての公式戦に向けて、意識高い中に中3も混じり、頑張っています。
中2はクラブユース選手権が終わり、中1は連休の連続の試合が終わり、さらなる成長のために、パスを中心に練習をがんばりました。
昨今のプレスが早くなるサッカー事情により、選手一人がボールを持てる時間は、プロのトップカテゴリーで90分ゲーム中平均53秒となっています。
サイドMFで平均64秒、FWにいたっては44秒と少ない状況です。
90分×60秒=5400秒の中のオン・ザ・ボールは53秒といえば、1%に満たない数字。
個人で打開するにはあまりにも少ない時間。
つまり、99%はボールを持っていないときに、何をするか?どう動くのか?どこのスペースをみつけるのか?どうスペースを活用するのか?敵の裏をどうつくのか?DFラインの背後にどう抜け出すのか?どう展開するのか?
ボールを持っていないときの、思考の質、判断の質、フリーランニングの質、ボールを受ける質が問われます。
日本人の特徴である、狭いところの打開=「ミクロの崩し」と、「オフ・ザ・ボールの質」をどう磨いていくのか、日本の道=アクートの道、でもあります。
オフ・ザ・ボールがいいと、選手は一気に上達したり、うまい選手に化けたりします。なんといってもゲームの99%がオフ・ザ・ボールなので。
ハイプレスで相手のオフ・ザ・ボールを消し、ボールを奪ったら、オフ・ザ・ボールの動きを、ミスディレクション(消えて出る)化できれば、観るものを興奮させるサッカーも可能だと思います。