NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
最近、自己診断テスト、研修旅行、修学旅行で、人数がちょっと少ない中の練習でした。
ドリブル突破練習、2人組パスポゼッション、3人組パスポゼッション、6対2条件付ポゼッションライン通過、ゲームの内容でした。
海外では当たり前ですが、日本は試合で本気を出すけれど、練習は手を抜いてしまう傾向がありますね。
海外では練習がガチでの戦いで、お互い削り合うのは普通。
といっても・・・海外のクラブチームは大体が料金は無料で、トップチームの収益で下部組織を無料で運営し、その無料の恩恵を受けるために、学年15〜20人の枠に入るには、セレクションがあり、セレクションから漏れると良い環境でできないようになるので、練習から必死で戦いますよね。
お金を払ってセレクションも受ける日本のクラブは、欧米からみると少し変わったように映りますね。
日本のクラブはどこか「塾」的な要素があり、入ったらずっとサッカーができるので、システム的に緊張感を生みにくいので、練習を本気で取り組みにくい雰囲気が出てしまいがちです。
先生がなかなかグラウンドに出れない部活動だとまさにそうなってしまうので、個人のレベルアップにつながりにくい環境ですね。
そうなると選手やチームの意識の差がレベルアップにつながると思います。監督やコーチが叱咤して選手やらせてしまうと、本来のスポーツの良さが消え、楽しさも消えてしまうので、選手が「なぜサッカーを始めたのか?」からかけ離れていきます。それも問題です。
いろんなことを考えながら、選手に良い環境を考え続ける日々です。