NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
11月29日30日は岡山ドーム中で活動しました。
29日水曜は小6が1名入団体験に、30日木曜は小6が6名入団体験にきてくれました。
①股抜きOR裏街道ドリブルカウント 30目標
②ワンツーか股抜きスルーパスの2人組みカウント 50目標
③4人組み個人パスカウント 100目標
④条件付きゲーム
でした。
高校生から中1まで一緒に活動していますが、高校生からボールを奪うと中学生は1点の個人得点追加なので、高校生も必死です。笑
複数で襲ってくる中学生をかわしながら、個人目標を達成するのは、なかなか難しいし、実践に近い練習なので、上達します。
小6の子供達が入っても十分楽しい、そして練習になるトレーニングですので、気軽に体験にお越しください。
「主観」と「客観」
サッカーの指導者で、主観でサッカーを教える指導者が多いです。
自分の経験というか体験、みてきたこと、感じたことを選手に共有しようとします。
常に指導者のその時の感情で判断するので、選手には伝わりにくいし、選手も理解できないことが起きます。
そして、自分で考えなくなり、監督やコーチに言われたことしかできない選手になっていきます。
客観とはどういうことか?
それは、誰に話しても同じ情報や考え方ということです。
サッカーとはどういうスポーツか?
「相手より多くボールをゴールに入れて、勝ち負けを競うスポーツ」
その定義があって、守備はどうする?攻撃はどうする?
チームタスクはどうする?フォーメーションはどうする?
そのために個人はどうする?何を強化していく?
チームの選手事情によって、チームの個性や形ができあがっていきます。
年によって、守備も攻撃もフォーメーションも変わるのが普通です。
主観の指導者は、自分のサッカー感に選手を当てはめようとします。
選手も聞いた振りはしますが、本当に理解するというところには到達しません。
サッカーとはどういうスポーツか?
この定義から全てが始まります。
客観的指導者は、サッカーとは?という定義がしっかりしているので、
ジュニアから大人まで、どのカテゴリーでもトレーニングできます。
それが指導者のあるべき姿だと思います。
世界的に有名な指導者に「モウリーニョ」という監督がいます。
彼はサッカー経験者ではないですが、世界屈指の監督にまでなっています。
客観的指導者であれば、過去の経験や実績は、関係ありません。
論理を教えるのに、実績は関係ないのです。
名選手が名監督になりにくいのは、現役時代に主観でやっていたサッカーを、客観的サッカー観に変更できないことで、起きているのだと思います。
アクートは指導者研究会を毎月開いていて、情報交換の中で、客観的立場に立てるよう学びあっています。





