アクート岡山サッカークラブ、社会人チーム担当の小林です。
10月13日(日)、百間川サッカー・ラグビー場Bにて、備前地区リーグ2部・第6節「FCランダム」戦が行われました。
今節も前節同様、アクート岡山に対する対策として「5-4-1ブロック」で守備を固め、カウンターを狙う相手に苦戦しました。試合は開始わずか8分で先制点を許すというまさかの展開で始まりました。相手が5-4-1ブロックということは基本的にこちらがボールを保持できるのですが、突破口を探るためのビルドアップで安易に中央へボールを渡したところを奪われ、そのままゴールを許してしまいました。その後は相手コートには容易に侵入できるものの、最後の局面で決定的なチャンスを作ることができず、時間だけが過ぎていきました。しかし、前半残り5分のタイミングでロングボールから背後を突き、GKとの1対1を冷静に決めて同点。なんとか前半のうちに振り出しに戻し、試合を折り返しました。
後半も引き続き守備を固める相手に対し押し込み続けましたが、攻撃が単調になる場面もあり、なかなか思うようにゴールを奪えない時間が続きました。それでも終盤になり、粘り強く攻めたことで2点を追加。最終的には3-1で勝利を収めることができました。
5-4-1ブロックは非常に堅固な守備システムであり、崩すのは容易ではありません。今季、アクート岡山への対策としてこのような守備をされることが増えた結果、前期リーグ戦と比べて得点が減少しているのは明確な課題です。ただし、この改善にはある程度の時間を要するため、焦らず取り組んでいく必要があります。
一方で、早急に改善すべきなのは試合の流れを左右する「集中力の欠如」です。例えば先週の練習試合では失点直後に立て続けにゴールを許し、今節では試合序盤の安易なミスから失点しました。こうした集中力の欠如は、より高いレベルで戦う際に大きな障害となります。個人としても、チームとしても意識を変え、この課題を克服していきましょう。
来週もリーグ戦が続きます。「リーグ優勝&昇格」に向けてチーム一丸となって活動していきましょう!