練習試合 玉島北中

アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

2023年8月5日(土)は、玉島北中で練習試合をさせてもらいました。

対戦相手は、児島味野・玉島北中・高屋中。

前半は中2中3、後半は中1で、全員同じ出場時間になるように調整して試合をしました。

暑い中での試合でしたので、良いパフォーマンスができたとは言えませんが、中2中3はシステム変更しながらプレスを使い分けの練習をし、中1は前からハイプレスを徹底して取り組みました。

攻撃はタイミングがずれたり、アイデアが違っていたりして、いつも噛み合うとは限りませんが、守備はチームとして噛み合うかどうかがはっきりします。

守備は、仲間の協力やサポートが必要で、チームワークが表面化します。育成には大事な取り組み。

能力が高い相手には個人で振り切られる時はありますが、チームワークの守備が良ければある程度相手の攻撃は防げれます。

練習試合や試合では「守備の強化」を、普段の練習では「攻撃と個人の強化」に取り組んでいます。

現在、サッカーの戦略は「じゃんけん」の状態になっています。
👊1️⃣:ポゼッション(ブロック&カウンター攻略)
🖐️2️⃣:ハイプレス(ポゼッション攻略)
✌️3️⃣:ブロック&カウンター(リレーショナルともいう:ハイプレス攻略)

三つ巴の状態。

1️⃣の時代は、バルセロナ(グラウディオラ)が築きました。世界中がそのブームに乗った。今もそれが理想のサッカーだと思って指導しているところも多い。

1️⃣の攻略のために、レッドブルグループのザルツブルグで開花したラングニックから生まれた、2️⃣のハイプレスの時代に突入。
多くのプロの監督がポゼッションの攻略のために導入。

3️⃣はそんなハイプレスの時代を攻略するために、チームの形として南米が主流の「リレーショナルプレー」が流行りつつある。

昨年のカタールワールドカップの勝ったチームの多くは、ポゼッション率が低い。
各国で3️⃣を導入しているところが多かった。
つまり相手にボールを持たせ、カウンターで相手を仕留めている。

その1️⃣、2️⃣、3️⃣は、2023-2024シーズン、欧州のチームは、相手に合わせて変えれるように標準装備しておかないといけないのが現在のサッカーの事情。

アクートが1️⃣のポゼッションのサッカーをするには、個人の技術と質が必要なので、現在は難しい。

が、
多くのチームは1️⃣をこだわっている。

なので、ジャイアントキリングのために、
アクートは2️⃣は装備完了、3️⃣の標準装備を進めている。

現在の中1が中3になる頃には、1️⃣も標準装備できて、いよいよ相手に合わせて変えれる引き出しを持てると思う。

そんなことが身についていれば、どこのチームに行っても、どの監督の元でサッカーしても、理解して実行もでき、必要とされる選手になると思っています。