9月21日 GKスクール 第22回
NPO法人アクート岡山サッカークラブ GKコーチの大谷です。
今回は会場を岡山ドーム横の多目的広場に変更しての開講となりました。体験で二人の選手の参加もありました。
3年生~4年生は基礎的な練習に加え、ボール回し(とりかご)やロングキック、それからシュートストップを、また、5年生~6年生はセービングとクロスボールの処理に重点を置いた内容となりました。
そして、最後に3年生~6年生の合同でミニゲームをしたところです。
細かな部分については、これまでのブログで書いてきたとおりですが、3~4年生はポイントを意識しながらプレーすること、5年生~6年生はステップのスピードを上げてみたり、シュートを打たれる瞬間に準備ができていたかなど、少しづつ「こだわる」ことでプレーの質を高めていきたいですね。
ゲームの中で気が付いた選手もいましたが「ゴールはひとりで守れるか?」というコーチからの問いに対して、「守れない!」という答えが返ってきました。事実そうなので、「じゃあ、どうすればいいか?」というと「声を出す(指示をする)」ことが一つの解決方法でしたね。
相手の選手の攻撃を遅らせる動きや、シュートコースを限定することなど、「誰が何をするのか」まで指示して初めて効果があるのですぐにはできませんが、だから、普段からしっかりと声を出すことが必要です。
指示をすると、DFからは、もっとこんなことを教えてくれといった「注文」があるかもしれないので、修正していけばいいでしょう。
もう一つ、声が聞こえなくても出す必要があるのかとも言われますが、声を出すことで、GK自身の雑念が減り、集中力を高めてくれます。
コーチ自身も調子が悪いときは声が出ていません。調子がいいときは「うるさい(賑やかな)やつ」になっているようです。
さて、次回は10月5日に大野小学校で開催しますので、よろしくお願いします。
また、以下は参考ですが、コーチがこれまで読んできたGKに関する本(その一部)です。
小学生のうちは難しいかもしれませんが、興味があれば読んでみてください。
https://www.taishukan.co.jp/book/b198795.html