NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2017年11月5日(日)
中3最後の公式戦「クラブユースサッカー選手権大会」の決勝戦
福田公園サッカー場で行われました。
対戦相手は、山陽新聞社杯の2回戦で負けた相手、アバンサール。
この大会はアクートにとってはリベンジトーナメントといっていいほど、今季勝てなかったところにリベンジしながら、最後までリベンジしなければいけない相手でした。
前半早々にコーナーから押し込まれ失点。
続けて相手のキャプテンにゴラッソのゴールを決められ、2失点。
続いてアクートのGKのクリアミスを突かれ、3失点目。
前半15分で0−3。大敗かと予想された。
ところが、そこから怒涛のアクートの攻撃。
GKとの1対1が4〜5回あり、決定的場面をことごとく外しました。
その様子はまるでアクートが勝っているかのうような雰囲気で、ようやく同前くんのゴールで、1−3。前半を折り返す。
あの決定機がすべて入っていれば、前半だけでも軽くリードしているような展開でした。
後半、お互いの展開にもなれ、拮抗した状態が続きました。
またまたアクートの決定機もありましたが決まらず、時間がすぎ・・・
終了2〜3分前に交代していない選手を全員変えようとしていたときに、なんと!目黒くんがゴールを決め、ロスタイム4分を残して、押せ押せムードになり、交代できず・・・
最後のチャンスも決めきれず、試合終了。2−3で負けました。
それにしても・・・
8月に敗れたときとは、全く違い、アクートが勝っても十分な内容だったので、非常に惜しい試合でした。
この2ヶ月でさらに成長、そして進化したチームがこれでひとまず終わるのは名残惜しいですが、決勝までよく勝ち上がったと思います。
どこのチームもやっていない、「可変システム」「ハイプレス」「進化型マンツーマン」「ミクロの崩し」と新しい戦術を取り入れて、ようやく形になったところでした。
「中盤空洞化」も「ミクロの崩し」練習で、蹴らずにしっかりつなげるようになり、相手の高いオフサイドラインを何度もショートパスで抜け出したシーンは、本当に上手くなったな〜と感心しました。
たまたま勝ち上がったというよりは、十分実力があり結果が出たことに、選手自身も自信になったと思います。
夜の打ち上げ会で、多くの選手が「サッカーがとても楽しく感じた」と発表していたのを聞くと、アクートの楽しくサッカーをするスタイルがようやく実を結んだ瞬間でした。
保護者のみなさんも多くの方に応援に足を運んでいただき、ありがとうございました。