NPO法人アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
土曜の山陽新聞カップの敗戦からの次に向けてのスタートの練習は、大野小学校ナイター練習でした。
中3は最後の大会に向けて、中2中1は、晴れの国リーグ入れ替え戦や新人戦に向けての、新たな一歩が始まります。
守備や戦術に加え、攻撃の形を日本人あったものに変えて、取り組んでいこうと考えています。
先日行われたU20日本代表の分析によると、海外の強豪相手に、顕著に通用していたところが、一人で守っているところを3人で崩す、狭い局面を打開するのが好きな日本人ならではの攻撃が、今後の日本のスタイルになるのではと予想されていました。
もともと海外は突破できる選手がほどよい距離感でばらけている戦術で、ボールに近づきたがらない傾向にあります。
日本人は狭いところを攻略することが好きで、ボールによっていきたい性質なのも、国民性なのかもしれません。そして狭いところをかいくぐるのが好きなのも日本人の国民性ならでは。
現在、個を育てる、個の強化をしていかなければという日本の課題が存在していましたが、海外との体格差やスピードを考えると限界があるのも事実でした。
その課題を克服するのが、「連携する個」なのだそうです。
クロスボールが上がると得点を取りやすいのも、人間の構造上、背後に死角ができてしまうので、仕方がないのと同じで、10m以上のパスだと守備は対応できるが、3m以内のパス交換だと、人間の構造上瞬時に対応できないので、狭い局面を複数人数で崩せば、守備者の身体能力が優れていようとも、体格が大きくても、対応できなくなるそうです。
裏を返せば、3mの崩しには体格も能力も関係ないので、狭いエリアのコンビネーションを鍛えれば、世界でもランクの低い日本が上位進出を狙う取り組みは、1部を目指すアクートのサッカーにも生かせるのではと考えます。
そんな中でスタートしたナイター練習。
狭いエリアの攻略に向けてのトレーニングを始めました。
これからが楽しみです。