アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2019年11月第4週〜12月第一週の練習は、岡山ドーム多目的広場で活動しました。
新しいグラウンドができて、初めての冬の季節ですが、ナイターがあるおかげで、とても快適な練習環境があり、毎回しっかり2時間トレーニングできて、申し分のない現在です。
これまでの冬の季節は、ドーム中の狭いスペースを使うか、購入した簡易ライトをつけての活動だったので、今の選手は本当に恵まれています。
あとは選手の努力ですが・・・
努力が形になるのに、タイムラグ(時間的遅れ)があるのを知っていますか?
やったことがすぐ形にならないんです。
サッカーに限らず、勉強、仕事、趣味、人生も、この成長曲線に当てはまります。
もし努力せずに成功したなら、その次の成功に向けて、この成長曲線が始まります。
やってもやっても報われない「時期」が必ずあるのです。
そしてある時、「道が開ける」のです。
この成長曲線は、達成すると、次の成長曲線が始まります。
階段のように、報われない結果にならない時期を通り、次のステップに一気にブレイクスルーします。
そうして階段を登っていくとことでプロの世界へとたどり着きます。
しかし何度も報われない時期を過ごすことに、メンタルが続かず、途中で夢破れる人が圧倒的に多い。
たまたまこの法則を導き出した方のセミナーを20代の頃に受けていて、今でもこの曲線は生かされています。
小5から大学2年生まで10年間補欠でしたが、そこから大学の中四国選抜に入り、国体選手になり、大学サッカー選手権で3位に入るチームのレギュラーになりました。報われない期間は10年。
学校先生をスタートして12年後、このクラブを誕生させました。
その12年間は、そのための多くのことを学ぶために、知識や経験をつみました。
このクラブは15年目の今年、ユースが全国大会に出場し、TV、新聞、ラジオに取り上げられ、スペインサッカー留学もスタートし、このクラブがブレイクスルーする時期に来ています。
10年、何をするにしても、絶え間ない努力が必要です。
その覚悟で最初から挑戦している人は、メンタルがぶれないので、圧倒的に形になります。
「成長曲線」をサッカー人生に描いて、この階段を登り続けて欲しいと思います。