アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。
2023年4月29日(土)は、クラブユースサッカー選手権大会が開幕しました。
まずは予選リーグ。
初戦の会場は、水島緑地サッカー場(人工芝)。
天候は雨。人工芝の雨は思わぬイレギュラーが起きる。
そんな中の初戦は、アルコ里庄。
晴れの国リーグで9−0で勝った相手だったが、試合開始してメンバーがほとんど違うことがわかり、スタートから攻略と修正の連続。
ペースを掴むのに、前半の時間を要した。
先制点を奪われてからの逆転で2−1で後半へ折り返す。
4−2とリードしたが、GKとDFの連携ミス、セットプレイで4−4の同点に追いつかれ、試合終了。
多くの決定機も外し、引き分けの内容ではなかった・・・
何が起きるかわからないのがサッカー。
今後予断の許さない状況になった。
前触れはあった。
中3はサッカーに集中できていない1週間。
練習も練習試合も、ふわふわしていて、チーム団結というよりは、他者やチームへの無関心で、最高の準備ができたとは言えない。
関西遠征の時のような良い雰囲気ではないのはみんなわかっていたが、誰も改善しようとすることもなく、当日を迎えていた。
仲がいいはずの仲間なら、よくない雰囲気を察知して干渉しわなければならないが、干渉しない方向に働いている。
当日、集合時間が来ても、個人のことばかりで、好き勝手に行動し、スタートも遅れた。
4−4の初戦が、チームにどのような変化をもたらすか、今後の1週間の選手の取り組むにかかっている。
守備もゴールへのこだわりも、全力とは言えない練習の取り組み。
コーチが叱咤してやらせることはできても、それは本人や彼らのサッカーではない。
コーチは彼らの意欲に寄り添うことしかできない。
選手がどの状況でも、コーチは全力でサポートする準備はいつもしているが、肝心な選手の意欲が低いと、どうすることもできない。
4−4の引き分けが、選手の次なる成長につながるか・・・
次は、5月3日の第2戦。