「親の問題」「競争の問題」「将来性の問題」の3つの問題

アクート岡山サッカークラブジュニアユース担当の秋田です。

6月1日(月)、3日(水)、4日(木)
ジュニア:岡山ドーム中
ジュニアユース:多目的広場  月曜は大野小学校ナイター
ユース:多目的広場

全カテゴリー活動しています。

ジュニアも体験が5、6人、ジュニアユースも入団者が相次いでいます。

ユースもこれからになると思いますが、全カテゴリーいつでも受け付けていますので、気軽に体験にお越しください。

今日は、ドイツのバイエルンミュンヘンの記事です。

なぜバイエルンはU-10以下のチームを持たないのか? 子供の健全な心身を蝕む3つの問題

ぜひ、保護者の皆様は一読ください。

<一部抜粋>

・慣れ親しんだ地元クラブで成長できる可能性

バイエルン育成部長のホルガー・ザイツは「FCバイエルンは社会的な責任において、特にミュンヘンとその周辺地域のまだ小さな子どもたちに対して、常に彼らを意識して活動に取り組んでいる。
今回の決断が、子どもたちから『うまくならなきゃ!』というプレッシャーを取り除き、慣れ親しんだ地元クラブの通常の練習の中で成長できる可能性を高めることになると考えている」と強調し、U-15までの統括部長ペーター・ヴェニンガーは「子どもたちがもっと自由な時間を楽しめるようになり、他のスポーツをする機会もできるようになってほしいと思っている。
スポーツ学の側面からも異なるスポーツをすることは、サッカーのクオリティを高めるうえでもポジティブな効果がある」と理由を明かしていた。

「親の問題」「競争の問題」「将来性の問題」の3つ

・過程において、受け止め切れないほど大きすぎる刺激、プレッシャーやストレスが、いろんなところで弊害にもなってしまう怖さがある。子どもの純粋な思いを、大人がねじ曲げてしまうことだってある。

「独裁的な態度をとる親になってはいけない」
子どもたちは毎日の学校生活とサッカーとですでにストレスを抱えているのに、そこに家族からのプレッシャーまで加わると身動きがとれなくなる。
これが、ポテンシャルがありながらその才能を伸ばしきれない大きな理由の一つなんだ。
子どもたちの頭のなかは『やらなければならない』ことでいっぱいで、解放されることがないんだ。
そこに、自分たちの利益で動く代理人が関わると、大きなカオスになってしまうのも当然だ」

「多くの優れた選手をもたらしたから成功とはいえない」
試合が、競争があると勝ちたくなるのは自然の感情だ。
でもそれが目的になると「強豪の○○に勝った!」「△△の大会で優勝した!」といった結果による評価基準ばかりになりがちだ。
本来育成年代ではサッカーに対する理解、それぞれの局面に対するプレー判断、状況を改善するためのバリエーション、それぞれのプレー精度の向上に取り組むことが非常に重要だ。
だからこそドイツは小学生、中学生年代における全国大会をとうの昔に廃止し、20年近く育成改革を推し進めているわけだが、それでもまだまだ「勝利・結果」を何より求める傾向は根強くある。

「若い世代の成長スピードには大きく個人差がある」
子どもたちは適切な距離感で”普通”に話しかければ普通に会話を交わすことができる。
“普通”に伝えれば、ちゃんとそれを受け止めて考えようとする。
彼らの一生懸命を真摯に受け止めて、一緒に戦って、でも、その思いがふり切れてしまわないように、燃え尽きてしまわないように、親も指導者も焦らないで、焦らせないで、辛抱強くいたい。

ジュニアに選手コースを持たない。
全員が同じ時間試合に出れるように調整している。
地域に根差してジュニアからユースまで一貫して指導している。
卒業生が戻ってきてコーチについている。

アクートの理念と方向性が一致していると感じる記事でした。

ジュニアユースの練習の様子